KMC活動ブログ

京大マイコンクラブの活動の様子を紹介します!!

実践CommonLisp読書会 第11回

こんにちは。実践CommonLisp読書会担当のkojiです。
これは、実践CommonLispを読んでCommonLispというプログラミング言語の習得を目指すという勉強会で、4月から地味に続いていまして、この前11回目を迎えました。
今回やったのは16章と17章の半分で、内容はメソッド結合とクラスの作り方です。
CommonLispはCLOSと呼ばれるオブジェクトシステムをもった、立派なオブジェクト指向言語であります。そして、CommonLispのオブジェクト指向の実現方法では他の言語とは一風違ったものもあります。それの一つが今回題材になったメソッド結合になります。メソッド結合とは、簡単に言うと、引数によって実行可能なメソッドのリストをつくって、特定の順番で次々と実行するものです。これは標準メソッド結合と呼ばれるものです。その他にもメソッドの結合のさせ方はありまして、自分で定義もできたりします。
ここまでは前半で後半はクラスの定義の仕方を勉強しました。前回まではクラスというものが存在することは分かっていたのですが定義を後回しにしていました。なので、今回でようやくコンピュータ上でCLOSを使ったプログラミングができるようになります。
第11回はこのような内容でした。
次回はクラスの定義の続きからです。